2.ラミレジィの飼育に適したフィルターの種類

ラミレジィの飼育に必要なフィルター(濾過装置)についてご紹介します。このラミレジィやアピストグラマの仲間、ペルヴィカクロミスなどのドワーフシクリッドに共通している点として、水質の悪化、具体的には水槽内のアンモニアや亜硝酸の濃度が上昇する事が原因となり、エロモナス症やエラ病などに罹りやすくなります。

その為、これらのドワーフシクリッドの飼育にはカラシン科やコイ科、メダカの仲間などと比べると、やや神経質な水質管理が要求されると言って良いでしょう。中でもこのフィルター設備は飼育において非常に重要な設備です。ラミレジィの飼育に適したフィルターは以下のようなものがあります。

ラミレジィ飼育に適したフィルター その1 外部式フィルター


テトラ
オートパワーフィルター
AX-60


エーハイム
フィルター2213
濾材(ろ材)付セット


寿工芸
パワーボックス
SV240X


外部式フィルターは濾過能力が高く、CO2に逃がさない特性がある為、水草のレイアウト水槽でラミレジィを飼育する際にお勧めできるフィルターです。上記では小型水槽向けの商品を掲載しましたが、水槽に合わせたサイズを選びましょう。


ラミレジィ飼育に適したフィルター その2 外掛け式フィルター


テトラ (Tetra)
オートワンタッチフィルター
AT-30

寿工芸
プロフィットフィルターX3


ニッソー
フラットフィルターM


外掛け式フィルターは45cm以下の水槽によく用いられるフィルターです。濾過能力は多少、低い面がある為、ラミレジィの飼育においては下記で紹介する底面フィルターやスポンジフィルターなどと併用するのが理想的です。


ラミレジィ飼育に適したフィルター その3 底面フィルター

ニッソー
バイオフィルター30


寿工芸
ボトムボックス300


ジェックス
マルチベースフィルターS


底面フィルターは水槽の底に敷く砂やソイルを使い濾過を行うフィルターです。これだけでも十分な濾過能力がありますが、なるべく強い濾過をセットしたいラミレジィの飼育では上記で紹介したような他のフィルターと併用するのがお勧めです。

飼育マニュアル コンテンツ一覧

1.ラミレジィを飼育する水槽の環境について考える
2.ラミレジィの飼育に適したフィルターの種類
3.ラミレジィの飼育に適した餌(飼料)とは
4.ラミレジィの飼育に適した水温・水質などの環境
5.ラミレジィの混泳 – 色々な熱帯魚を一緒に飼育する

魅惑のラミレジィ コンテンツ一覧

■ラミレジィ 種類図鑑 – 多彩な色彩を持つ改良品種の種類と特徴を解説
■ラミレジィ 飼育マニュアル – 必要な水槽の大きさや適した飼料(餌)、水温・水質やフィルターの適正など
■ラミレジィ 混泳マニュアル – ラミレジィ同士の混泳~種類別の相性の良い熱帯魚の紹介
■ラミレジィの繁殖方法 – 繁殖形態~必要な水槽設備、稚魚の育成方法など
■ラミレジィの病気と治療 – 症状と必要な治療に使う魚病薬の種類など
■ラミレジィ Q&A – よくある質問とアドバイス集
■ラミレジィ 水槽紹介 – アクアリストの水槽をご紹介

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